テレワーク導入支援サービスkintone 活用講座第2回<プラグイン活用のススメ>:トヨクモ社 FormBridge | 株式会社ゴートップ

テレワーク導入支援サービスkintone 活用講座第2回<プラグイン活用のススメ>:トヨクモ社 FormBridge

テレワーク導入支援サービスkintone 活用講座<プラグイン活用のススメ>

当社では、sellseeやHUMAN TOUCHをはじめ、Cybozu社のkintoneを活用した多くのソリューション提案を行っています。
本記事ではkintoneの利便性を劇的に向上させる便利なプラグインや連携機能の使い方の例をご紹介します。

今回はトヨクモ株式会社FormBridgeをご紹介します。


■トヨクモ社「FormBridge」の特徴


VRer!仮想空間

kintoneは基本的に外部の不特定多数の方からアクセスを受け付けることができません。
kintoneの特徴や、セキュリティを考えると当たり前なのですが、セミナーなどの申し込みの受付 データをWebのフォームで受け付けた場合だと、一度CSVファイルに書き出してからアプリで 読み込むなど一手間がかかります。
また、アンケートのような不特定多数から広く情報を得たい場合にイベント会場などで紙で取得すると データのデジタル化や集計作業になかなかの労力を取られてしまいます。
そんな課題の解決に最適なのが今回ご紹介するトヨクモ社のFormBridgeです。
Web上にフォームを作成・公開し、入力されたデータはkintoneのアプリに直接格納することが できる連携機能となります。
では実際にアンケートを取得するフォームを作成してみましょう。


■アンケートの設計


展示会等の紙で取得しているアンケートを代替する想定で作成します。
次のようなアンケートをフォーム化します。

kintone画面



■kintoneアプリの作成


まずは取得している項目とアプリで受けるフィールドの種類を検討します。
・取得日時 → 日付
・回答者名 → 文字列(1行)
・連絡先 → リンク
・ご来場の目的 → ラジオボタン
・希望するサービス資料 → チェックボックス
・その他 → 文字列(複数行)

kintoneアプリの作成

整理した項目名に従ってアプリを作成します。
アプリの作成が完了したら、FormBridgeとの連携の設定を行います。
必要な情報はアプリのURLと、アプリのAPIトークンの2つです。
kintoneでベーシック認証を行っている場合はその情報も入力します。
APIトークンは該当の「アプリの設定」から、「設定」「APIトークン」のページから生成します。
「生成する」のボタンを押下するとトークンが生成されます。
今回のフォームからはレコードの追加しか行わない予定なので、「レコード閲覧」のチェックを外し、 「レコード追加」のチェックを入れます。
セキュリティの観点から不要な権限は許可しないようにしましょう。

トークンの発行

設定が終わったらトークンの文字列をコピーし、メモ帳などに張り付けておきましょう。
セットでアプリのURLも張り付けておくとFormBridgeとの連携設定が楽になります。
設定が完了したら、「保存」と「アプリの更新」を忘れずに行います。


■FormBridgeとの連携


FormBridgeの管理画面にログインします。
「フォームの作成」ボタンを押下します。フォームの作成作成画面に遷移しますので「はじめから作成」 を選択します。連携するkintoneアプリの情報を求められますので、コピーしておいたアプリのURLとAPIトークンを入力・保存します。

FormBridge新規作成

FormBridge新規作成

kintoneアプリとの連携


■FormBridgeでの設定


フォームの設定をしてみましょう。左側のメニューから「フィールド設定」を選択します。

フィールドの設定

ページが遷移し、フォームの設定画面が表示されます。
アプリのフィールドに応じて自動的に項目が設定されます。

フィールドの設定

ラベルの追加や、フィールドの幅等を整えたら「保存」してプレビューを確認しましょう。
確認が終わったら「公開する…」ボタンを押して公開しましょう。
「公開中のフォームを見る」ボタンで完成したフォームを確認することができます。

フォーム画面

実際に入力して動作を確認してみましょう。


■アプリのデータの確認


kintoneアプリのレコードを確認しましょう。
レコードが追加されていることが確認できます。

追加されたレコードの確認

FormBridgeの基本的な設定方法と連携方法をお伝えしました。 今回は単純なアンケートをフォーム化しましたが、回答内容に応じた選択肢の制御や、自動返信メール を活用したアクセル解析など、まだまだ便利な機能がたくさんあります。 機会があればまたご紹介します。


さらに当社では収集したデータを、TableauをはじめとしたBIツールでの分析の提案も行っております。
kintoneのでの開発提案やプラグイン・連携機能のご提案同様お気軽にお問い合わせください。

株式会社ゴートップでは、kintoneを活用した営業の予実管理や、テレワーク支援、人事情報管理のソリューションを提供しています。
少しでもご興味がありましたら次のページもご覧ください。

フォーキャストに特化したCRM sellseeについて
人事情報管理に特化したHUMAN TOUCHについて