【グランピング施設・キャンプ場向け業務改善】kintone活用事例①
近年、グランピング施設やキャンプ場の運営を新たに始める方が増えています。アウトドアを快適に楽しめることで人気を集めるグランピングですが、予約や顧客に関するあらゆる情報が煩雑になってしまうなど、宿泊業ならではのお悩みを抱える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
サイボウズのクラウド型データベースアプリ「kintone(キントーン)」は、煩雑になりがちなデータを一元管理するのに便利なツールです。複数の情報を従業員の間で共有できるため、業務の効率化だけでなく、顧客満足度やサービス向上のツールとしても役立ちます。
今回から、グランピング施設やキャンプ場の予約に関する情報を一元管理できる、kintoneを活用したアプリ例を5つご紹介いたします。現在、他のデータベース管理システムを使っている方や、開業予定でデータベース管理システムをお探しの方は、ぜひこの記事を参考にして頂ければと思います。
グランピング予約管理アプリラインナップ
①会員情報管理アプリ ←今回はこのアプリをご紹介!
②お問い合わせ管理アプリ
③グランピングTODOアプリ
④お部屋マスタアプリ
⑤予約管理アプリ
①会員情報管理アプリ
宿泊業界にとって欠かせないものは、お客様の情報管理です。
氏名や年齢・性別などの基本情報はもちろんのこと、いつ・どのお部屋に宿泊されたのか、過去にどのようなお問い合わせがあったかなどの情報を一元管理できると、お客様に合わせたより質の高いサービスを提供できます。
【会員情報登録画面】
下の画像は会員情報の登録画面です。
会員登録フォームで入力していただいた情報をこのアプリで保存・管理します。
基本情報や連絡先情報など、煩雑化しがちな顧客情報ですが、情報別にタブで分けることにより、全体的に見やすくなります。
このタブ機能は、kintoneの外部連携サービスであるアールスリーインスティテュートの「gusuku customine(グスク カスタマイン)」を使用してカスタマイズをしています。
下のように他のタブを押すと、画面が切り替わります。
このように、kintoneは外部連携サービスと組み合わせることにより、自由度の高いツールの作成が可能となります。
項目は必要に応じて追加・編集・削除が可能なので、業務に合わせてカスタマイズしていただけます。
「履歴情報」タブでは、お客様がいつ・どのお部屋に宿泊されたか、過去にどのようなお問い合わせをいただいたかを一目で確認することができます。
「予約履歴」は「⑤予約管理アプリ」の予約情報と紐づけることにより、過去の予約履歴を確認できます。「お問い合わせ履歴」では次記事「【グランピング施設・キャンプ場向け業務改善】kintone活用事例②」でご紹介する「②お問い合わせ管理アプリ」のお問い合わせ情報と紐づけることで、過去のお問い合わせ履歴を確認できます。
グランピング施設、キャンプ場の業務改善にkintoneを活用した事例、いかがでしたでしょうか?
今回は、会員情報を中心に、会員情報に紐づいた予約・お問い合わせ履歴を確認できるアプリをご紹介しました。kintoneを活用することで、業務の効率化だけでなく、情報共有がスムーズにできることがお分かりいただけたかと思います。ぜひ、貴社の業務改善に役立てていただけますと幸いです!
次回は少し視点を変えて、お客様からのお問い合わせをサービス向上につなげるためのアプリ例をご紹介いたしますので、お楽しみに!
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